血液が心臓から送り出されるときに動脈壁にかかる圧力のことを血圧と呼びますが、その血圧が130から140以上と高い場合を高血圧とよびます。
心臓から押し出す力が強くなるか、もしくは血管が硬くなり伸び縮みしないようになると“血圧が上がる”といわれ、血栓がつまってしまった場合も血圧が高くなることがあります。
また、動脈硬化も高血圧が原因の一つになるとも言われています。
高血圧は一般的には自覚症状がなく、血圧を測ってみないとわからない場合がほとんどで、静かに進行していき、ある日突然に心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因となります。
心臓の血管が詰まれば心筋梗塞になり、脳の血管が詰まれば脳梗塞、手足の血管が詰まればしびれにつながります。
高血圧は様々な要因が重なって起こる場合が多く、そのほとんどは原因を特定することは難しいとされています。
日本人の高血圧の大部分は、この“本態性高血圧”というもので、自覚症状はほとんどありません。
しかし、これまでの研究で生活習慣と遺伝が深く関わっていることがわかってきました。
内蔵脂肪と高血圧がお互いに悪化要因になっていることも明らかになってきました。
また、加齢による血管の老化や、ストレスや過労なども要因の一つといわれています。
一方、高血圧の1~2割を占めている、腎炎等が原因となる“腎性高血圧症”や原発性アルドステロン症が原因となる“内分泌性高血圧症”については、原因を取り除くことで血圧を下げることができます。
<症状>
よく言われるのが、“頭痛、めまい、肩こり、むくみ、動悸”などですが、これは特有の症状ではなく個人差があるため、常に自分の血圧を把握しておくようにしましょう。
<予防>
<治療>
生活改善だけでは血圧が下がらない場合は、降圧剤が処方されます。
一時的に血圧が下がったから薬をやめてしまうという自己判断は非常に危険ですので、必ず医師の指示に従うようにします。