血栓症の治療と予防ガイド

サラサラ血にするために日常生活で気をつけたいこと

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血栓とは

血栓とは

血栓”とは、本来は血管に傷ができたときに、それをふさぐために作られる血のかたまりの事。
血管内の傷を修復するために必要なもので、通常は傷口をふさぐ役目を終えた血栓は自然と溶けてなくなってくれます。

しかし、なんらかの原因で、この血のかたまりが消えなくなってしまい、生活に支障をきたしてしまう、ということがあります。
血栓は血管内の傷をふせぐために必要なものなのですが、「傷をふさぐ→傷が治る→塊が溶けてなくなる」という凝固と溶解機能のバランスが崩れると、これが死に至る大きな病気(血栓症)の原因ともなってしまうことがあるのです。

血栓のできるしくみ

では、血栓のできるしくみはどういうものでしょうか?
血管が傷つき、出血が起こると、そこに血小板が集まってきて傷をふさぎます
そしてさらに、血液に含まれている“フィブリノーゲン”というたんぱく質が酵素の働きで“フィブリン”という物質に変化します。

フィブリンは線維素とも呼ばれます。
このフィブリンが血栓の本体であり、これが傷口をしっかりとふさぐのです。
やがて、破れた血管壁の細胞が増殖し傷口が修復されると、プラスミンという酵素によってこの血栓は溶かされます
プラスミンは、血栓ができた刺激により血液中のプラスミノーゲンという物質が活性化されてできる酵素です。

このように、血の凝固と溶解のバランスが上手く保たれていれば問題が起こることはありません。
しかし、血栓を溶かす酵素の働きが低下すると血栓ができやすくなります。

逆に、血栓を溶かす作用が活発になり過ぎると出血を起こしやすくなるのです。
原因は様々ですが、加齢や生活習慣の乱れから、凝固と溶解のバランスが崩れてしまい、血栓が生じやすくなってくると言われています。
不要な血栓により血管が詰まってしまうと、そこから先の組織にうまく血液が流れなくなり、細胞組織の働きが衰えたり、ついには細胞組織が死んでしまう、ということもあるのです。

 
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