血栓症の治療と予防ガイド

サラサラ血にするために日常生活で気をつけたいこと

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重い病気と隣り合わせ

全身にはりめぐらされている血管

血液は、細胞成分の血球と液体成分の血しょうからできています。
血球とは赤血球・白血球・血小板のことをいいます。血しょうには、たんぱく質や脂質、ミネラル、酵素などが含まれ、血球の働きをサポートしています。

私たちの体内を流れる血液は体重の約8%といわれ、この血液は休むことなく体内を巡って酸素と栄養を運び、老廃物を排出しています。
血液を運ぶ血管は、太い血管から細い血管に分かれていき、全身の臓器はもちろんの事、指先、足先、筋肉の隅々まではりめぐらされているのです。
全身の血管を1本につなぐと、なんと全長9万kmにもなるそうです。

この膨大な血管のどこかが詰まってしまったとしたら…考えると恐ろしくなりますね。

この血管を流れる血流をスムーズにしてやることは、とても重要なことです。
血管がつまってしまう”、という恐ろしい病気を予防するためにも、食生活や日常生活をすぐにでもみなおすことが最も大切といえるのではないでしょうか?
加齢や生活習慣の乱れによって高まるリスクをできるだけ未然に防いでいくことが必要です。

日本人の死亡率の上位に

日本人の死亡率は、がん、心疾患、脳卒中です。
この死亡原因の上位を占めている心筋梗塞や脳梗塞も血栓症が原因の場合があるといわれています。
そして、日本人の40代の5人に1人が、50代で3人に1人が、60代で2人に1人が、そして70代ではほぼ全員が、なんらかの血栓症であるといわれているのです。

血栓は、血管が詰まることによる直接的な症状のほかに、血行が悪くなることで各臓器に悪影響を及ぼすことが考えられます。
糖尿病、腎臓病、肺気腫、肝臓病なども血栓が関わっている場合があると言われています。

この血栓症は重い病気と常に隣り合わせの危険なものであるということを忘れてはいけません。
しかもやっかいなのは、本人はそれとは知らずになっている場合が多いということです。

予防が第一!そして、早期発見、早期治療を

血栓症による脳梗塞や心筋梗塞。
気がついたときには重篤な状態になっていることが多く、その後遺症も様々です。
静脈血栓症も動脈血栓症も治療は抗凝固療法、線維素溶解療法が主で、早期に徹底して行うことが重要です。

静脈血栓症を放置していると、下肢の腫脹、色素沈着、皮膚炎、潰瘍形成などの症状が長年続き慢性静脈血栓後遺症に移行していき、下腿の皮膚は褐色に変色し、皮膚も硬化してただれ、足関節の近くに治りにくい潰瘍ができ長年にわたって苦しむことにもなります。
そして、それにはあまり効果的な治療法がないということもやっかいです。

このように、重い病気につながる血栓症は早期発見・早期治療が不可欠です。
何よりもまずは予防が大切だといえるでしょう。
「私は大丈夫」ではなく、日常生活で気をつけられる部分は改善し、血液をサラサラに保つための食事やそれを補うためのサプリメントをとりいれる等して、日頃から注意していきたいものです。

 
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