血栓症はどこにそれができるかによって、それぞれ病名が変わります。
症状はどこの血管が詰まるかによりますが、どの病気の場合もなんの前触れもなく突然やってきます。
脳梗塞は、“手足の麻痺やしびれ、しゃべりにくい”などの症状が、心筋梗塞や肺塞栓では、“胸の痛み、呼吸困難”、そして深部静脈血栓症では“片方の足の急激な痛みや腫れ”などの症状が見られます。
また、腎臓に出来た血栓で腎不全になることもあります。
しかしながら、その症状はわかりにくく、気がつかずに進行することがほとんどです。
血栓症は医薬品によって引き起こされる場合もありますので、何らかの薬を服用していて上記の症状があらわれたときは、すみやかに医師に相談することが大切です。
また、手術後に深部静脈血栓症や肺塞栓を発症し、急変してしまうことがあることも知っておくと良いでしょう。
妊娠中には、血栓塞栓症を発生するリスクが高まるといわれています。
血栓塞栓症を発症するリスクは出産後6~8週間が高いといわれています。
特に下肢にその症状が見られ、血栓は下肢から肺へ移動し、肺の動脈を詰まらせる肺塞栓症になると命にかかわることもあります。
また、それが脳の静脈に詰まると脳卒中を起こします。
ふくらはぎの腫れや痛み、圧痛がある場合はすみやかに医師に相談してください。
また、分娩時の外傷によって血栓による合併症が起こる場合があります。
サイレントキラーの血栓症…
知らず知らずに、重い病気がせまってきているのかもしれません。
では、どのようなサインがあるのでしょうか?
<脳梗塞>
四肢の脱力・麻痺、感覚障害(複視、霧視、盲点の拡大)、構語障害、嘔吐・吐き気、頭痛
<心筋梗塞>
胸痛、不整脈、心不全症状、ショック
<深部静脈血栓症>
急激な片側下肢(まれに上肢)の腫脹・疼痛・しびれ、発赤、熱感
<肺塞栓>
胸痛、突然の息切れ、呼吸困難、血痰・喀血、ショック、意識消失
<網膜血栓>
突然の視力障害
最近、体がむくむ、だるい。。。それって、もしかしたら年や疲れのせいではないのかも…
「私はまだ大丈夫」この考えは、時に重大な病気を見逃すことになるかもしれません。